誤った吃音改善方法

SSRIなど抗うつ剤では吃音は治らない理由と薬の副作用について

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吃音を本気で治そうとされている方はこちらの3記事にすべてをまとめてあります

「吃音はSSRIが効くと聞いたけどほんと?」
「3ヶ月もドーパミン阻害薬を飲んでるけど治らない」
「吃音治療薬って副作用ってないの?」

病院の吃音治療においては薬を使われることがありますので、吃音者のみなさんはこういった疑問を持つかと思います。

しかし、吃音に治療薬というものもありませんし、薬で治ることはありません。そればかりか副作用についてもちゃんと確認しておく必要があります。

それでは吃音は薬では治らない理由を解説します。

薬の種類と副作用

理由を説明するためにまずは吃音治療で使われている薬の種類と副作用について整理しておきます。

ドーパミン阻害薬

ドーパミン阻害薬はおそらく吃音治療の現場で最も使われている薬ではないかと思います。この薬は唯一吃音改善に効果があったという研究報告があります。

アメリカの研究例となりますが、2004年にドーパミン阻害薬「Olanzapine」を6週間、吃音者の飲んでもらったところ30%ほどの改善が見られたということです。ただし、その後、ドーパミン阻害薬をもっと詳しく研究されることはありませんでした。

というのもドーパミン阻害薬は副作用として強烈に眠くなったり、身体がだるくなったりしやすく、仮に効果的だったとしても実用的でなかったからだと言われています。

SSRI

抗うつ剤の一種で脳内のセロトニンを増やす効果があるとされています。不安を抑える薬でうつ病によく使われています。

吃音に直接効果があるというよりは、吃音と併発しやすい鬱や社交不安障害(SAD)への効果を狙っているようです。こちらも即効性はなく、先ほどのドーパミン阻害薬と同様、強い眠気に襲われるという副作用があります。

仮に吃音が治ったとしても、日中強い眠気に襲われるとなればやはり実用性に欠けますよね。

そのほかにも抗うつ剤(精神安定剤)やβブロッカーというのもありますが、いずれも副作用があり、直接的に吃音を治す効果はないため、あまり使われていません。

吃音に薬が効かない理由

薬というのはあくまでも「人間が持っている治癒力や免疫力を高める、または自然治癒するまでの間、痛みを止めたり、炎症を和らげたりするもの」です。

薬だけで治るというものではありません。極端な話しですが死体に薬を与えても傷は治りませんよね。薬はあくまで人間の自己治癒能力を補助するために使われます。

また、効果は一時的です。一度飲めば半永久的に続く薬というものはありません。

ここまで読んで頂いてわかったと思いますが、吃音は自然治癒する類のものではありませんよね。それはあなたが一番理解していると思います。かと言って発語器官の問題でもないのはこちらの記事で書いた通りです。
腹式呼吸や発声練習(ボイトレ)では吃音は治らない理由

そもそも吃音の原因はわかっていません。発達障害や遺伝が原因とも言われていますが、発達障害や遺伝子に効く薬というのは想像しにくいですよね。声帯が原因とも言われた時代もありましたが、声帯を取った人がどもったためにこの説は否定されています。

今はこのサイトでも取り上げているように、脳が原因というのが有力になっています。しかし、脳に作用する薬・・・というのは怖い気がします。実際にセロトニンやドーパミンに作用する薬が使われていますが副作用が強すぎてこれも現実的ではありません(後述)。

一時的にでも効果があるのであれば、飲み続ければいいのではないか?と思われるかもしれませんが、薬漬けの毎日というのも抵抗があります。

いずれにしもてこれらが私が考える「吃音に薬は効かない」と考える理由です。自然治癒もしない、原因もわかっていない吃音を薬で治すことはできません。

ではなぜ吃音治療に薬が処方されるの?

私も経験があるからわかるのですが、吃音者は地獄のような日常生活を送っています。そのため、吃音者は社交不安障害(SAD)やうつを併発する率が高いと言われています。

  • 吃音の人は、健常者の4倍、社交不安障害(SAD)になりやすい
  • 社交不安障害の人のうち20%がうつを発症している

そのため、病院では心療内科、精神科で診断を受けることが多いようです。しかし、ここのお医者様は精神科のお医者様であり、吃音の専門家ではないのです。

そうすると、目の前にいる患者は少なくともうつや社交不安障害(SAD)を発症しているので「とりあえず、うつや社交不安障害から治そう、そして様子を見よう」というこうとになります。

しかも吃音を治す薬を処方するためのガイドラインがありません。つまり、薬を出すかどうか、出すとしてもどのような薬を出すかどうかはお医者様に一任されることになります。

そのため、吃音を治す薬ではなく、抗うつ剤などが処方されてしまうことになるのです。

ではどうするのか

このように薬では絶対に吃音は治りません。そればかりか「薬を使ってしまった」という罪悪感や、薬がないと何もできないというような依存状態になってしまいます。

では吃音を改善する方法がないかというとそうではありません。途中で触れました通り、脳科学によるアプローチで吃音は十分改善することができます。

このサイトで紹介していますのでぜひ参考にしてください。

こちらも参考に。
吃音治療で使われる4つの薬と副作用(SSRIやドーパミン阻害薬)

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私の吃音治療の体験を元にした濃い情報を発信しています。吃音に悩まれている方のためになればと思います。
あなたは「吃音は治らない」と思っていませんか?しかし、吃音は治ります。

事実、私は12年間悩んだ吃音を克服できています。ポイントは脳科学です。

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