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失敗談あり!吃音者だった私が辛いと感じた4つの場面と乗り切った方法

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このサイトは元吃音きつおん者である吃音きつおんモンキーが運営しているサイトです。

吃音を本気で治そうとされている方はこちらの3記事にすべてをまとめてあります

社会人ともなると日々のコミュニケーションは絶対に避けることはできません。

しかし、吃音者にとってそれは辛いことが毎日訪れるということになります。

ここでは吃音者だった私が毎回「辛いな・・・」「もう逃げ出したいな・・・」と思っていた場面・シーンを紹介します。

吃音者であるあなたに「あー!わかるコレ!」「私だけじゃないんだ!」と思ってもらうとともに、それを乗り切った方法も紹介しているので参考にしてみてください。

4位.飲み会の司会やスピーチ

これは私の性格上のこともあるのかもしれませんが、飲み会の司会や発表は苦手でした。

司会だとみんなを静かにしてから用件を伝えなければなりませんからね。「静かにしてください!」と言って静かになったらなったで頭が真っ白になります。心の中では「静かにならないで!」と叫んでいます。

ただの飲み会でさえもこれでしたらからホテルの1室を借り切っての宴会で司会を任されたときなんか最悪でしたね。今となっても笑い話にもならない、ほどもう黒歴史です。今でも司会はやりたくないです。どもるからというよりはトラウマなんです・・・。

飲み会は大抵騒がしいです。そのため、騒がしいまま用件を言ってしまうというのも手です。一部の人しか伝わらなくてもなんとかなります。またみなさん酔っていますから、どもっても明日になれば忘れています。気にせず行きましょう。

そんなこと言われても気にしてしまうのが吃音です。その気持ちわかりますよ~。それでもやはり気にせず行きましょうというしかありません。

ちなみに司会じゃなくてもスピーチすることはありますよね。入社や異動に伴う歓迎会、退職や異動に伴う送迎会がそれです。

これも苦手でした。もちろん、このときはシ~ンとした中、みんなが見守る中スピーチをしますからこれも頭が真っ白です。

このスピーチはできるだけ練習したのを覚えています。吃音は練習すればその言葉だけはどもる回数が減りますからね。また、文章はできるだけ短く。これも長々話そうが覚えている人なんていません。

それであればできるだけ短くすることです。ちなみに文頭に母音を持ってくることは避けましょう。文頭に母音があると言葉が出にくい、詰まりやすいと言われています。
吃音で一言目の「あ」「お」といった母音や「カ行」「タ行」が言いにくいときの対策

3位.出勤時、退勤時のあいさつ

こちらも苦手でした。職場のフロアに入るときに大声で挨拶する。

先ほども言いましたが、文頭に母音があると言葉が出にくい、詰まりやすいです。挨拶の言葉は?

出勤時は「おはうございます」
退勤時は「お疲れ様でした」

どちらも母音である「お」から始まります。これ本当に地獄でしたね。しかも大声で言わないといけないので誤魔化しは聞きません。

しかも、どもりやすいシチュエーションと言われている「(そのフロアにいる)不特定多数に喋る」という条件も重なっています。いやー、辛かったですね。

何回も大声で「・・・ぉちゅあああまどぇた(お疲れ様でした)」と噛みまくったことがあります。もう周りからすれば「噛んだ」「どもった」とも思われません。

突然、奇声をあげたように不信がられていました。黒歴史です。

対策としては小声なら言いやすいという特性を活かして、小声で少人数に言って回るとか、最初は自分の席の周りで小声で「お疲れ様でした」と言って立て続けに、今度は少し大きめの声で「お疲れ様でした」とするテクニックも使っていました。

出社時の「おはよう」、退社時の「お疲れ様です」が言えない時のテクニック

2位.電話

電話。これ、吃音者の苦手なものとしていつも挙げられているものです。例にもれず私も苦手でした。

こちらも先ほどの通り、母音から始まる「お世話になっております」「お疲れ様です」で電話を取ることに加え、自分の名前や社名を言うという難関がありますからね。

御存知の通り、電話で自分の名前や社名が出にくい、言いにくいというのも吃音の特徴です。

しかも、電話だと毎日のことです。しかもかかってくるのは大事な取引先。無言電話なものなら怒らせてしまいますし、仕事の評価につながります。

また、電話をかけると名乗らないといけないですが、何度も聞き返されるので、何度も社名や名前を名乗らないと伝わらないというのは意外に辛かったです。

ちなみにこれはどもることが辛かったというよりは、すごく基本なことができないのが辛かった。自分はこんな簡単な仕事ができない・・・という自己嫌悪。

電話を取る、かけるというのは毎日何回も発生しますから、その度にこの自己嫌悪するのが辛かったです。

挨拶の部分は「はい、お世話になっております」といった感じで「はい」を入れると言葉が出やすかったです。

面接や電話で自分の名前や社名をどもる吃音者のためのテクニック

1位.朝礼当番

やはりこれが堂々の一位です。私はこれが辛くて何回も死にたいと思っていました。

朝礼当番である日の一週間くらい前から朝の通勤はどんより暗く、当日なんてどれだけ快晴でも見る世界が全てグレーに見えました。

私の会社で朝礼は、みんなの前での司会と挨拶トレーニング、1分間スピーチが主なことです。司会は部門連絡があるか聞いていくだけなのでまだいいんです。

辛いのが挨拶トレーニング。「お早うございます!」「いらっしゃいませ!」「お疲れ様です!」「お世話になっております!」といった挨拶を大声で唱和します。

もちろんどもります。みんなの前で壮絶にどもります。何回やってもどもります。何の苦行かと思うほどにどもります。

みんなの前でこれですから、上司は呆れ返り、後輩は苦笑い、女性社員は失笑。ほんとに泣きたくなりましたね。情けない。その言葉が私に突き刺さりました。

そして、こてんぱんにされたところで1分間スピーチ。すでに頭が真っ白になって逃げ出したい気持ちになっているのに追い打ちをかけられます。

ここでもどもります。朝礼が終わったあとはへとへとで正直仕事どころじゃありません。気持ち的にも一日中自己嫌悪が続きますからね。本当に朝礼が辛かった。

対策とは言えないですが、練習とか出張をうまく合わせて逃げるぐらいしかありませんでした。今思えば対策がないので余計辛かったのかもしれませんね。
吃音者が伝授!電話や朝礼の挨拶でどもらない・噛まないテクニック

意外にもプレゼンや打ち合わせの司会は問題なし

こんな私ですが、プレゼンや打ち合わせは問題ありませんでした。

プレゼンは元来、好きな性格です。プレゼンは自分の考えをまとめて、それを伝えるだけですから楽しかったんでしょうね。不思議なものです。

また、打ち合わせも問題ありませんでした。まあこれは少人数だったということも関係しているのかもしれませんね。

さて、ここまでランキング形式で辛かったシーンを紹介しました。一人でも多くの方に「私だけじゃないんだ!」と思ってもらえればと思います。

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