就職活動と面接対策

面接でどもって落ちる必見!元吃音者が面接対策を教える

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このサイトは元吃音きつおん者である吃音きつおんモンキーが運営しているサイトです。

吃音を本気で治そうとされている方はこちらの3記事にすべてをまとめてあります

「面接でどもってしまった・・・」

「自己紹介もできないまま面接で落ちた」

「言葉が出なくて変な目で見られるのはもう辛い」

「べつに緊張しているわけじゃないのに・・・!」

就職や転職で面接を経験しているあなたはこのように悩んでいるかと思います。そこで元吃音者の私が面接対策を教えます。一般的な面接対策とは違う、吃音者のための面接対策をぜひ参考にしてください。

なぜ吃音だと面接が苦手なんだろう

あらためて考えますと、吃音者にとっての面接とは吃音者が苦手とする言葉やシチュエーションがぎっしり詰まっています。ハードルの高いことが続出なんですよね。

それでは元吃音者の私が考える面接で辛い6つの要因について説明します。

1.苦手な言葉を連発する必要がある

まず吃音者にとってきついのが文頭に母音がある言葉が苦手と言われています。
吃音で一言目の「あ」「お」といった母音や「カ行」「タ行」が言いにくいときの対策

面接で一番使うのは「御社(おんしゃ)」です。文頭に「お」がありますよね。これが言いにくいんですよね。しかも会話の中で何回も言わないといけないですし、どもるとそれはそれで失礼に当たりますから大変です。

ちなみに吃音者が特に苦手とする「お世話になります。」「お疲れ様です。」などの文頭に母音がくる挨拶は言う必要がありませんね。無難に「こんにちは」程度でいいと思います。

2.自己紹介(自分の名前)

これが一番きつい。挨拶をのぞけば、面接で一番最初に声をだす機会というのがこの自己紹介(自己PR)でしょう。普通の人でさえも緊張しすぎて声が裏返ったりする瞬間です。

さらに吃音者は自分の名前をどもる(言えない)という特徴がありますから、自分の名前を言う必要のある自己紹介は特に緊張してどもりやすいと思います。

3.独特の緊張感

面接の独特の緊張感はありますよね。こう一挙手一投足を見られているという緊張感です。

例えば、椅子に座ったときに普段なら気にもとめない手の置き場所なんかも気になったりします。吃音はそもそも普通の人なら気にも留めない発声に関して異常に緊張してしまう病気です。

そんな中、この独特の緊張感に飲まれてしまうと息がつまり、発声できるものもできなくなってしまいます。

知らない人と一人対多数

吃音者は自分が喋っているのを聞いている人が多ければ多いほどどもりやすいと言われています。

面接というのは大抵あなた一人に対して、面接官が多数です。新卒面接ならライバルが横にいる状態です。下手すれば10人ほどが聞いているという状況です。

こうなるとどうしてもどもりやすくなりますよね。

静かな環境の中で一人で喋る

これは吃音者じゃなくても緊張します。先ほどの一挙手一投足ともつながりますが、息を吸う吐くまで聞かれているような気がするでしょう。

ましてやどもってしまうと目立ちますから、少しでもどもろうものなら「やってしまった!」と思ってしまうでしょう。

また、吃音は一言目が出ない病気です。あなたしか話す人がいない中、言葉が出なかったら面接の場は静寂に包まれます。そうすると声を出そうとますます焦ってしまいます。

吃音は歌などBGMがあればどもらないというリズム障害とも言われていますから、そういう意味でも静かな環境で一人喋るというのは吃音者にとって辛いシチュエーションではあります。

面接対策

それではどのように対策をしていけばいいのでしょうか。

面接に限らず喋るためのテクニックとしてはこちらの記事「明日から使える!どもらない6つのテクニック(元吃音者直伝)」に詳しく書いたのでそちらを見てください。

これに加えて面接で役立つとすればやはり練習だと思います。吃音は喋る言葉を練習すればするほどどもらないということが研究でわかっています。

例えば自己紹介文などは徹底的に練習してみてください。私も吃音でしたら会社で新入社員を前にスピーチしましたが、指の動かし方やジョークの入れるタイミングや間、アドリブ風の言い回しまで練習しました。

やはり何事も努力は必要でしょう。

想定問答集

しかし、質問はどんな質問が来るかわかりません。そのため、想定問答集は作っておくことはおすすめします。そして、それに対する答えを徹底して練習しましょう。

もちろん、想定しない質問なんていくらでも来ます。それでも吃音者は人一倍努力しておきましょう。想定外の質問が来たときは想定問答集にさらに追加して練習しましょう。

履歴書・経歴書に書いておく

もう質問するな!とまでは言いませんが、想定される質問は履歴書や経歴書に書いておくというのも手です。ポイントは見たらわかる状態にしておけば、質問も飛びません。

万が一、質問がきたところで面接官はすでに理解した上であえて質問しているのですから、どもったとしてもあまり影響はありません。

ちなみに私は転職の時にプレゼン資料を用意しました。これにより私の仕事の進め方や考え方をこっそりアピールすることができました。

とにかくやることはすべてやって練習、練習、練習です。就職や転職は人生のターニングポイントです。そのターニングポイントにこれぐらいの努力ができないのであれば、どこに行っても活躍できません。

大丈夫です。吃音者は優秀で努力家と言われています。あなたなら絶対にできます。

最終手段!ドーパミン阻害薬

最後の手段にはなりますが、面接の時だけドーパミン阻害薬(精神安定剤)を使うというのも手です。これは吃音頻度が20%~40%ほど軽減するといったデータがあります。

ただ、個人的には薬を使うというのはあまりおすすめはできません。これに一度頼るとそれがないと何もできなくなるような気がします。

また、長期服用は副作用の元にもなりますから本当に悩んだときだけにしましょう。

ちなみにいっそのことカミングアウトするかということも考えるかもしれませんが、個人的に得策ではないと思っています。

どういう事情があっても面接の評価にモロに響きますし、あとあと人事評価にも響いてきます。障害者雇用でないかぎりはカミングアウトする必要はないと考えます。
面接、就職、仕事をする上で吃音をカミングアウトするメリット・デメリット

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このサイトは12年間におよぶ壮絶な吃音経験をした吃音モンキーが運営しているサイトです。

私の吃音治療の体験を元にした濃い情報を発信しています。吃音に悩まれている方のためになればと思います。
あなたは「吃音は治らない」と思っていませんか?しかし、吃音は治ります。

事実、私は12年間悩んだ吃音を克服できています。ポイントは脳科学です。

本気で吃音を治したいと思っているなら吃音改善プログラムがおすすめです。
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