基礎知識

話すのが怖い!どもるかもという「予期不安」が吃音を悪化させる

このサイトについて
このサイトは元吃音きつおん者である吃音きつおんモンキーが運営しているサイトです。

吃音を本気で治そうとされている方はこちらの3記事にすべてをまとめてあります

吃音の方はどうしても喋るまえに「どもるかも・・・」と思ってしまいますよね。

私も吃音経験者ですからこのきもちは非常にわかります。しかし、この喋る前に「どもるかも・・・」と身構えること(予期不安と言います)こそが吃音を悪化させる原因となります。

どもるかも・・・という予期不安

吃音の症状といえばどもったり、言葉が出ない、一言目が出づらいという言葉のほうに目が行きがちです。

しかし、実はこれら以外に吃音者を襲っている症状があります。吃音であるあなたならもうおわかりかと思いますが、

  • 喋る前の「どもるかも・・・」というどうしようもない不安(予期不安)
  • 喋った後の「どもってしまった・・・」という自己嫌悪

この2つです。恐らくあなたも経験したことがあるでしょう。このうち予期不安というのがあなたをさらに吃音者にする原因となっています。

予期不安こそが元凶

なぜ予期不安が吃音を悪化させる原因になるのかということですが、この不安のために「話すこと」に必要以上に意識していませんか?

「話すのが嫌だな・・・」と思ったり、「話すぞ!話すぞ!」と変に意気込んだりしていませんか?

スポーツでも同じですが、変に意気込んだり、緊張したりすると本来の簡単にできていることさえもできなかったりしますよね。

吃音でも同じことが言えます。物理的に吃音を分析すると、声帯が閉じていることが原因だと言われていますが、この緊張により声帯が閉じやすくなります。

そしていざ話そうとするとどもってしまい、どもった自己嫌悪から次に話す時にさらに緊張してしまいます。

誤解を恐れずに言えば、本来「話すこと」は人間にとって息を吸うが如く自然にできることですよね。

それを意識すること自体無意味な緊張や力が入ってしまい、自らどもりを呼んでしまうことになるのです。

吃音は自殺しようと考える人が多い

吃音者は自殺者が多いと言われていますが、その原因の1つがこの予期不安です。

私も経験がありますが、本当に辛いんですよね。人間にとって話すなんていくらでも機会があるわけじゃないですか。それなのにその度に「よし・・・!話すぞ!話すぞ!」なんて意気込んでいたら疲れてしまいます。

そればかりか先ほども言ったとおり、本来は簡単にできるはずのことができないことに対する自己嫌悪。これが想像以上に重い上に毎日毎日自己嫌悪です。

吃音には次のようなデータもあります。

  • 吃音の人は、健常者の4倍、社交不安障害(SAD)になりやすい
  • 社交不安障害の人のうち20%がうつを発症している

吃音と精神疾患は紙一重です。数字で見るとあらためて自殺しようとする人が多いのもうなずけると思います。

最も悪いことは話すことの回避

これが非常につらいのはわかります。わかりますが、一方で話すことを回避することが吃音にとって最も悪いことだとするお医者様もいます。

確かに話す機会がたった1回減るだけでほっとするんですよね。人生話す機会なんて何百万回、何千万回あるんだって話ですが、その中のたった1回でさえも回避できると安堵します。それが吃音です。

しかし、これが癖になると本当に人とのコミュニケーションが億劫になります。これが加速していくと先ほどの社交不安障害(SAD)やうつになってしまうのです。

本当に辛いなら別ですが、吃音であってもなるべく人とのコミュニケーションは取るようにしておきましょう。

本当にコミュニケーション障害になる前にちゃんと吃音を治したいものですよね。

このサイトについて
このサイトは12年間におよぶ壮絶な吃音経験をした吃音モンキーが運営しているサイトです。

私の吃音治療の体験を元にした濃い情報を発信しています。吃音に悩まれている方のためになればと思います。
あなたは「吃音は治らない」と思っていませんか?しかし、吃音は治ります。

事実、私は12年間悩んだ吃音を克服できています。ポイントは脳科学です。

本気で吃音を治したいと思っているなら吃音改善プログラムがおすすめです。
1日20分。たった6週間のプログラムです。