誤った吃音改善方法

DAFやFAFなど言語聴覚療法では吃音が治らない理由

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吃音を本気で治そうとされている方はこちらの3記事にすべてをまとめてあります

「吃音はDAFやFAFなど言語聴覚フィードバックで治る」

しかし、実際には使っているときは少し改善したとしても、DAFやFAFを外した瞬間にどもりだしたという経験はありませんか?

まさか一生DAFやFAFを付けるわけにはいきませんので、やはり補助機を外して普通の日常生活を送れることが吃音者の願いだと思います。

確かに斉唱や斉読といったみんなで話す場合はどもらないことから、擬似的に斉唱しているかのような効果を出す補助機なら治る。ロジックは一見通っているように思えます。

しかし、言語聴覚療法であるDAFやFAFなどを使っても治らない理由があります。元吃音者だから断言できるたった1つの理由です。

そもそもDAFやFAFってなに

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引用:https://jp.pinterest.com/

DAFというのは遅延聴覚フィードバックと言いまして、自分の声を少し遅らせて自分の耳に返す機械です。

バラエティ番組などでよくある早送り、コマ送りを想像するとわかりやすいでしょう。例えば「ありがとうございます」を早送りすると「ありがとぅござぃます!」と少し甲高い声になりますね。コマ送りにすると「あぁりぃぃがとぉぉござぁいぃまぁすぅ~」と少し野太い声になります。

もともとはなんと「人口的に吃音を発生させる機械」として生まれたものです。

FAFというのは周波数変換フィードバックと言いまして、自分の声のピッチをあげて自分の耳に返す機械です。こちらは甲高くしたり、野太くしたりするだけです。

DAF+FAFという組み合わせもあります。

補助機を使うとなぜ治ると言われているの?

もともと吃音は誰かと一緒に歌ったり、一緒に朗読するとどもらないと言われています。

重度の吃音者も歌だとどもらないと聞いたことはないですか?この特徴はほぼどの吃音者にも当てはまるのでもしかするとあなた自身がすでに経験しているかもしれませんね。

とりあえず誰かと一緒に話せば普通に話せるということは、擬似的に誰かと一緒に話しているような環境をつくればどもらないということです。その機械がDAFとFAFということになります。

つまり、声が後から遅れて聞こえたり、野太い声(元は自分の声)が聞こえたりすることで、誰かと一緒に話しているように錯覚します。これによって吃音を軽減するというメカニズムです。

二人読み、コーラス効果なんていい方もします。

余談ですが、DAFは先ほども言ったとおり、「健常者に吃音を擬似的に発生させる機械」として開発されたのですが、吃音研究者が「じゃあ吃音者に使ったらどうなるのだろう」と興味本位で使ったら、思いの外吃音が改善したので、吃音治療に使われだしたという経緯があります。

なぜ治らないと断言できるの?

私が自身が最初の言葉が出ない難発性吃音だったからこそ言えます。この補助機のどこに穴がわかりますか?

最初の一言目が出ない難発性吃音者にとって、フィードバックするための言葉がないんです。いくら二人読み効果といってもいるのは自分だけです。合唱や斉読とは違い、言葉がでなければ誰かが読んではずみをつけてくれるなんてことはありません。

タイミングが遅れて聞こえてこようが、声の調子が高い低いがあったとしても自分が喋らなければフィードバックもできません。

これがDAF、FAFの最大の問題点と言えます。

実際に

実際に医療の現場でも補助機は難発性吃音には効果がないと言われています。理由は先ほど示した通り。

また、研究においても会話には朗読などには58%効果があるとされていますが、会話となると14%しか軽減効果がなく、補助機を外した途端、元の吃音に戻ることも指摘されています。

その他にもデメリットがある

これ以外にも話し方が遅くなる、抑揚の話し方になってしまうという副作用もあります。さらに実際に試してみればわかりますが、ずっと後ろで声が聞こえているというのは気になって仕方がありません。

誰かと会話している横で大声で会話をされているような感じと思ってください。最近の補助機はましになったといっても背景音はうるさいですし、耳鳴りがするといった声もあります。

さらにはDAFで10万円、DAF+FAFで50万円。しかもアメリカなどから個人輸入しないといけないといったことも敷居が高いと感じます。

いずれにしても耳に常にイヤホンのようなものをつけないといけないとなると少し抵抗がありますね。

ちなみにアプリなんかもあります。試したい方はどうぞ。iPhone版1,200円、android版は800円です。

Vital Tones 吃音症 Pro

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ではどうすればいいの?

ここまででのお話でDAFやFAFといった言語聴覚療法では限界があることがわかります。

ではどうすればいいの?やっぱり吃音は治らないの?と思われるかと思います。

しかし、吃音は脳科学によるアプローチで改善する病気となりつつあります。このサイトで度々お伝えしているように、アメリカやカナダの最先端の吃音治療研究において脳科学による吃音治療が最も効果的だと言えます。

ご興味があれば一度見てみてください。
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私の吃音治療の体験を元にした濃い情報を発信しています。吃音に悩まれている方のためになればと思います。
あなたは「吃音は治らない」と思っていませんか?しかし、吃音は治ります。

事実、私は12年間悩んだ吃音を克服できています。ポイントは脳科学です。

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