体験談

吃音者と吃音をを知らない人とが話したらどう思うか聞いてみた

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このサイトは元吃音きつおん者である吃音きつおんモンキーが運営しているサイトです。

吃音を本気で治そうとされている方はこちらの3記事にすべてをまとめてあります

「どもったら変に思われてるんじゃないかと不安」

吃音者にとっては誰しも抱える不安ですよね。私は性格上、外聞、つまり人目をすごく気にする性格なのでこういう他人の評価とか他人がどう思っているかというのは気になって仕方ありません。

「どもっても他人は意外と気にしていないよ」

無責任にこういうことを言う人もいます。では本当にどもっても気にしていないのか、実際に聞いてみました。

※私は吃音については克服しているため、「当時はどう思っていたか?」ということで聞いています。もちろん、私がどもり進行形だったとしたら直接聞くなんて怖くてできませんでしたが・・・。

私の会社の先輩の話し1

「一度、おまえが会社で表彰された時、演台でスピーチしたろ。あの時、本当になんてプレッシャーに弱いやつなんだと思ったよ。だってあんなに何を言っているかわからないスピーチは初めてだったし。」

「たまたまおまえの上司が隣にいたので目配せをしたら、黙って下を向いて顔を振ってたかなぁ(笑)」

耳をふさぎたくなりますね。これは私も克明に覚えているエピソードです。どもらないように散々スピーチの練習をしていったのですが、表彰式ということで目の前で写真を撮られて、慣れない状況に頭が真っ白。

一瞬にして声が出なくなって、焦って喋ろうとすればするほど、噛むし、何を言っているかわからないし当時は本当に凹みまくりました。

その後の祝賀会で「おまえ、プレッシャー弱すぎ(笑)」「情けねー(笑)」と言われるのが目に見えていたので、普段飲まないお酒を散々飲んだのを覚えています。

私の会社の先輩の話し2

「どもるというかおまえ噛み癖あったよな。全体朝礼の時がほんとおもしろくて実はお前が噛むか噛まないか賭けていたんだ。おまえが全体朝礼のときはけっこう楽しみだったよ(笑)」

この先輩が言っている全体朝礼とは、私のプロフィールとか自己紹介でいつも書いている会社の朝礼です。うちの会社では挨拶トレーニングというのがありまして、「お早うございます!」「ありがとうございます!」という挨拶を10個ぐらい吠えます。文字通り大きい声で。

そこで毎回毎回飽きもせず壮絶にどもっていたんですよね。この先輩はだから楽しみにしていたと言っているんでしょうね。

私もこの先輩のことは印象に残っていて、その朝礼のときに必至に挨拶トレーニングをしているさなか、すごくニヤニヤしていたのを覚えています。

しかもTVで時間が押して、巻きがかかったときみたいに手をぐるぐる回して囃し立てるんです。あたかも「ホレホレホレ!」とどもらせるかのように。すごくムカついたことは今でも覚えています。

私の後輩の話し(女性社員)

「噛み噛み(笑)もうみんなで超ウケてた。笑いこらえるの大変だったし(笑)うーん、●●さんがもう噛むことは当たり前って感じかな。逆に噛まないと●●さんじゃないってくらい。落ち着いて喋ったら?(笑)とは思ってたけど。」

これ。やっぱりそう思われてた。正直、聞くんじゃなかったと思ってます。そう思われているだろうな・・・と思ってはいますが、いざ面と向かって言われると辛い。

私も会社じゃそれなりにしっかりしないといけない立場だったことから、メンツとかプライドみたいなものがあるんですよね。それがどもったり、噛んだりする度にそれが音を立てて壊れるんです。

いくら仕事できてもこれだけで「情けない」「頼りない」と思われるんですよね。これが嫌で嫌で本当に辛い思いでしか無いです。で、聞くとやっぱりそう思われてた。しかも「みんなで」。ウケてたって・・・汗

私の妻の話

「なんでそこで噛むかなってとこで噛むよね。もうそれが普通になってるからそこまで気にしないけど。吃音?なにそれ?」

以上、少ないかもしれませんが、私の周りの4名に私がどもっていた当時のことについて軽く聞いていみました。やっぱりなんだかんだでちゃんと認識されていますね。

ただ、聞いてみて改めて思ったのですが、健常者は「吃音」「どもる」という言葉を一切使っていません。「噛む」という言葉を使っていることが特徴ですね。

たぶん、TVなどで芸人さんが「噛む」というのをおもしろおかしく広めたのでその認識が強いようです。妻に聞いても吃音については一切知りませんでした。「吃音」はともかく「どもり」が差別用語であることからTVでの情報も少ない気がしますね。

確かに吃音になって日常生活に支障がなければ吃音について知識がないのは仕方がないと思います。

結論、「吃音」は確かに周りには認識されていないが、「噛みまくり」という認識はちゃんとされていておもしろおかしい対象にされている、ということです。

やっぱり吃音はちゃんと治すのがいいんでしょうね。

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事実、私は12年間悩んだ吃音を克服できています。ポイントは脳科学です。

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