基礎知識

私の吃音は重度?それとも軽度?とりえる対策は?

このサイトについて
このサイトは元吃音きつおん者である吃音きつおんモンキーが運営しているサイトです。

吃音を本気で治そうとされている方はこちらの3記事にすべてをまとめてあります

「私がどもる回数って異常?」
「以前よりどもりがひどくなっている?」

吃音者なら誰しも思う疑問ですよね。しかし、吃音の「重度・軽度」は感覚的に判断するのはやめるべきです。

実は「重度・軽度」は吃音検査法の中でちゃんと定められています。この中で吃音は第1層から第4層まで区分けされています。それぞれに症状や周りの対応、悩みの深さ、治療方法まで違ってきますのでちゃんと抑えておきましょう。

なお、あなたが重度の吃音であった場合はこちらの体験談記事が参考になりますのでご一読ください。

重度の吃音を克服した体験談を投稿しました

第1層

第1層の症状としては「あ、あああ、ああのさ、ききききのう」というように言葉を繰り返してしまう連発吃音と「あーーーーーーのさ、きーーのーーぉおお」と言葉を伸ばしてしまう伸発吃音です。

このような吃音でもどんなシチュエーションでもあまり臆することなく普通に話します。というのも本人に吃音の自覚はあまりなく、まれに瞬間的なもがきがある程度です。

自覚もあまりなく、日常生活にも支障がないため、本人の悩みは少ないのが特徴です。

第2層

第2層となると難発吃音、いわゆるブロッキングが発生します。声がでない、出にくい、または噛むといった症状ですね。これが加わるとやっかいになってきます。

もちろん、連発、伸発もあります。言葉が出にくいからリズムを取るために、手が動いたり、指でリズムをとったりといった随伴行動も加わってきます。この辺になると周囲も異変に気づき、心配が極大化します。

「言葉出ない」「身振り手振りが異常」ともなると心配するのも当たり前ですよね。本人も「なんか話しにくいぞ」と自覚を始めます。

第3層

第3層ではあまりに「言葉が出ない」ので独自のテクニックが加わってきます。いわゆる吃音隠しのテクニックです。

例えば、「お疲れ様です」が言えないので、「ごくろうさまです」に言い換えたり、頭に「えーと」「あのー」とつける挿入、どもったら一端話すのをやめてから話し始めたり(キャンセレーション)、ゆっくり話す、話す時に息を少しだけ吐くといった行為です。

ただ、あくまでもテクニックです。これらのテクニックを普段から意識的に行うことはすごく心的に負担をかけます。また、話し始める前に「どもるかも・・・」という不安が常につきまとい、どもった後は自己嫌悪に陥るのも特徴です。

話すことに恐怖を覚えるのも第3層です。そのため、上記のようなテクニックで吃音を隠そうとします。一方で「うまく隠せている」ために、周囲は吃音が治ったと勘違いしてしまい、本人の負担とは裏腹に、心配は減っていきます。

ちなみに、言い換えをあまり使うと言い換えている言葉さえも言えなくなってきます。私の場合だと「お世話になっております」が言えなかったので「お世話になります」と言い換えていたのですが、「お世話になります」さえも言えなくなりました。

また電話で自分の名前も言えなかったので会社名だけにしたときもありましたが、結果として会社名まで言えなくなったので極力言い換えは使わないようにしました。

第4層

第4層はついに回避が加わってきます。回避とは先ほどのようにどもるのを回避するテクニックのことではなく、「話す機会を回避する」ということです。

つまり、人との接点を避けるようになります。具体的には話しかけられても返事をしない、質問されても無視をする、何かにさそわれても断る、などとにかく他人との接点を避けようとします。

なぜならこのときになると話す前の「どもるかも・・・」という不安が恐怖レベルになります。そのため、このように他人を極力避けようとします。しかし、本人の吃音の悩みは最大に達しています。しかし、相談しようにも「回避」のくせがついているため一筋縄ではいきません。

一方で周囲からはどもっている姿自体を見ることがないため、吃音自体の心配は減っていきます。

重度による注意点

ここで重要なことは、重度である第4層になればなるほど本人の悩みは深く、反比例して周りの心配が小さくなるということです。というのも吃音がひどくなればなるほど、本人は必至に隠そうとしますから表面上はわかりにくくなります。

また隠すあまり、人との接点を避けようとしがちです。これによって周りからは「なんだあいつ。付き合いが悪い」と誤解が生じ、さらに本人の悩みが深くなるという負のスパイラルです。

余談ですが私自身ももともと第4層の吃音者でしたから、辛さはわかります。本当に吃音のことを思うと消えたくなっていました。

最後に

吃音の第1層は大抵子どもの頃に発症します。その後、子どもの吃音は、たいてい成長とともに第2層くらいまでで自然治癒します。しかし、成長とともに治らず固定化して大人になってしまうのが第3、4層です。

治る人は自然治癒するけど、治らない人は気付いたときにはもう第3,4層になっているというのも吃音治療の難しいところでしょう。一度固定化した吃音はなかなか改善することが難しくなります。

そのため、第4層になる前に、やはり早めに何らかの改善手段を講じるということが大事です。

しかし、第4層の方も手遅れというわけではなく、当サイトで紹介しているM.R.Mプログラムのような脳科学による吃音治療のアプローチはむしろ第4層に効果を発揮すると考えてよいでしょう。一度検討してみてください。

このサイトについて
このサイトは12年間におよぶ壮絶な吃音経験をした吃音モンキーが運営しているサイトです。

私の吃音治療の体験を元にした濃い情報を発信しています。吃音に悩まれている方のためになればと思います。
あなたは「吃音は治らない」と思っていませんか?しかし、吃音は治ります。

事実、私は12年間悩んだ吃音を克服できています。ポイントは脳科学です。

本気で吃音を治したいと思っているなら吃音改善プログラムがおすすめです。
1日20分。たった6週間のプログラムです。