一時的なテクニック

面接や電話で自分の名前や社名をどもる吃音者のためのテクニック

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吃音を本気で治そうとされている方はこちらの3記事にすべてをまとめてあります

「では自己紹介をしてください」
「・・・」
「どうしました?」
「・・・ぉじゃわ(小沢)ともうしまう」

面接でありがちですよね。なぜか吃音者にとって言いにくい言葉として自分の名前や社名というものが上位に挙がっています。これでは受かる面接も受かりません。

電話取りで社名や名前を言えないというのは仕事ができないも同然でしょう。もしかすると私のように取引先や上司・先輩から怒鳴られたという経験を持っている人がいるかもしれません。

しかし、これらは工夫しだいでどもらずに話すことができます。私が吃音だった時代に実際に使っていたテクニックですのでぜひ参考にしてください。

面接や電話でよく使う&出にくい言葉

面接で必ず使うのは自分の名前、電話ではそれに加えて社名ですね。

面接では必ず最初に「自己紹介をしてください」と自分の名前を言う機会が設けられます。これは新卒だろうが中途だろうが同じです。

電話では「お世話になっております。○○株式会社の△△です。」というように必ず自分の社名と名前を名乗らなければなりません。

その上で言いにくい、出にくい言葉というのは決まっていまして、母音から「g」や「k」、「t」に繋げる言葉です。

名前なら「おぐら」「おおかわ」など「お」からそれぞれ「g」や「k」につながっていますね。アナウンサーの小倉さんも吃音らしいですが、そういった事情があるのかもしれません。

ちなみに言いにくい言葉というのは規則性があります。こちらの記事にまとめていますので、興味がある方はどうぞ。
吃音者にとって一言目の「あ」「お」「カ行」「タ行」はなぜ言いにくい

余談ですが聞かれている人数が多いほど、そしてその人達との親密度が低いほどどもりやすいと言われています。これが吃音とあがり症を混同されやすい原因ともなっているのですが、面接などは当てはまっていますね。

どもりやすい環境といったところでしょうか。

私が実際に使っていたテクニック

先ほど紹介した記事にも書いてあるのですが、どもる言葉の規則というか条件というのがあります。それがこちらです。

  • ①最初の言葉に
  • ②言いにくい組み合わせがある

ということです。逆に言えばこれらの条件を避けるように対策さえすれば、なんとかどもらないようにすることができます。

文頭に他の言葉をつけてみる

一言目が出にくくなる難発性吃音の方はとにかく最初の言葉を出すことが大事です。そのために文頭に適当な枕詞をつけるのは効果的です。

吃音じゃない人(もしかして実は多いと言われている隠れ吃音?)もよく「えーと・・・」「あのー・・・」とかをつけながら話すプレゼンターを見かけますね。あれもテクニックの一つです。ちゃんと名前がついていて挿入と呼ばれるテクニックです。

私は「あ!おはようございます!」「あ!お疲れ様です!」というように使っていました。これがけっこう使えます。というのも最初の「あ!」というのはあなたに気づきましたよというサインです。むしろつけたほうが印象が良くなります。

ただ、面接や電話だと実用性に欠けますのでこういうのはどうでしょう。頭に「はい」をつける。

「自己紹介をしてください」
「はい、小倉と申します。以前は○○の仕事をしており・・・・」

といった流れですね。面接だとむしろ「はい」をつけた方がメリハリがついて好印象を持たれるでしょう。百歩譲ってマイナスイメージを持たれることはないはずです。

言いにくい言葉をあえて言わない

言いにくい言葉の組み合わせにしないというテクニックです。言いにくい言葉の組み合わせというのは、詳しくは先ほども紹介したこちらの記事「吃音者にとって一言目の「あ」「お」「カ行」「タ行」はなぜ言いにくい」を見てもらいたいのですが、それを意識的に避けます。

例えば「お世話になっております」は文頭の「O⇒s」という繋ぎが吃音者にとって難しいとされているのですが、それであれば「s」を発音しない、または小声にすればいいというのがこの方法です。

具体的には「おえわになっております」というような発声をします。これもけっこう使えますよ。こんなことをして変に思われない?そもそも伝わるの?と思われるかもしれませんが、変に思われません。しかも伝わります(笑)

これは人間の脳は最初と最後の言葉さえ合っていれば文中にはめちゃくちゃでも意味が通るというものを私が勝手に応用して使っていました。

実際にやってみればわかります。こちらを見てください。

「まだまださむいすでが、おんげきですか。」

どうですか?ちゃんと読めたんじゃないかと思います。人間の脳はとりあえず最初と最後さえ合っていれば相手には伝わるそうです。どもりまくって、噛みまくって相手に伝わらないよりは十分使えるテクニックです。

最後に

ここまでいろいろ書いておいてなんなんですが、やはりこのような一時的なテクニックは一時的に留めておくというのが良いと思います。

これは私の経験則ですが、テクニックを覚えれば覚えるほど言えない言葉が増えるということを経験しました。やはり騙しのテクニックを一生続けるというのもやはり難しいと思います。

最も良いのはこれらを利用しながらも、吃音を根本的に改善していくというのが良い方法かと思います。

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