一時的なテクニック

吃音者が伝授!電話や朝礼の挨拶でどもらない・噛まないテクニック

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このサイトは元吃音きつおん者である吃音きつおんモンキーが運営しているサイトです。

吃音を本気で治そうとされている方はこちらの3記事にすべてをまとめてあります

電話でどもって聞き返されたくない・・・
朝礼でどもってみんなの前で恥をかきたくない・・・

吃音のあなたはこのような不安を抱えていると思います。電話や朝礼というのは社会人の吃音者にとっては毎日ある機会であり、かなりの心労を伴うものです。

しかし、このシチュエーションはどもらないコツというのがあります。実際に吃音だった私が使っていたテクニックです。

電話や朝礼でよく使う&出にくい言葉

電話や朝礼で私が苦手としていないのは、

「サから始まる私が働いていた会社の社名」
「オから始まりzにつなげる自分の名前」
「おはようございます(」
「お世話になっております」
「お疲れ様です」
「お先に失礼します」

などです。電話や朝礼の挨拶トレーニングなどで使われる言葉がほぼ網羅されていますね(笑)当時は本当に辛い毎日でした。

ちなみになぜこれら言いにくい言葉というのは規則性があります。こちらの記事にまとめていますので、興味がある方はどうぞ。
吃音者にとって一言目の「あ」「お」「カ行」「タ行」はなぜ言いにくい

私が実際に使っていたテクニック

先ほど紹介した記事にも書いてあるのですが、どもる言葉の規則というか条件というのがあります。それがこちらです。

  • ①最初の言葉に
  • ②言いにくい組み合わせがある

ということです。逆に言えばこれらの条件を避けるように対策さえすれば、なんとかどもらないようにすることができます。

文頭に他の言葉をつけてみる

一言目が出にくくなる難発性吃音の方はとにかく最初の言葉を出すことが大事です。そのために文頭に適当な枕詞をつけるのは効果的です。

吃音じゃない人(もしかして実は多いと言われている隠れ吃音?)もよく「えーと・・・」「あのー・・・」とかをつけながら話すプレゼンターを見かけますね。あれもテクニックの一つです。ちゃんと名前がついていて挿入と呼ばれるテクニックです。

私は「あ!おはようございます!」「あ!お疲れ様です!」というように使っていました。これけっこう使えますよ。というのも最初の「あ!」というのはあなたに気づきましたよというサインです。

むしろつけたほうが印象が良くなります。使わない手はないでしょう。

言いにくい言葉をあえて言わない

言いにくい言葉の組み合わせにしないというテクニックです。言いにくい言葉の組み合わせというのは、詳しくは先ほども紹介したこちらの記事「吃音者にとって一言目の「あ」「お」「カ行」「タ行」はなぜ言いにくい」を見てもらいたいのですが、それを意識的に避けます。

例えば「お世話になっております」は文頭の「O⇒s」という繋ぎが吃音者にとって難しいとされているのですが、それであれば「s」を発音しない、または小声にすればいいというのがこの方法です。

具体的には「おえわになっております」というような発声をします。これもけっこう使えますよ。

こんなことをして伝わるの?と思われるかもしれませんが、伝わります(笑)

これは人間の脳は最初と最後の言葉さえ合っていれば文中にはめちゃくちゃでも意味が通るというものを私が勝手に応用して使っていました。

こちらを見てください。

「まだまださむいすでが、おんげきですか。」

どうですか?ちゃんと読めたんじゃないかと思います。人間の脳はとりあえず最初と最後さえ合っていれば相手には伝わるそうです。どもりまくって、噛みまくって相手に伝わらないよりは十分使えるテクニックです。

言い直してみる

これはちゃんと吃音治療で良いとされている方法です。どもった瞬間に一拍空けてもう一度言い直す方法です。私はあまり使ってことはありませんでしたが、キャンセレーションとかタイムアウトという名前がついたれっきとした吃音改善テクニックらしいです。

吃音は何度も同じ文章を言うことによってどもる回数が減るということがわかっています。それを利用しどもったら一旦話すのをやめ、再度話すことでどもりにくくなるということです。

一拍は2、3秒でいいらしいです。ただ私があまり使わなかったのは言い直してもどもるときはどもるので、突っ切るほうを選んでました。

ちなみにこのキャンセレーションはリッカムプログラムという治療方法にも組み込まれています。

最後に

ここまでいろいろ書いておいてなんなんですが、やはりこのような一時的なテクニックは一時的に留めておくというのが良いと思います。

これは私の経験則ですが、テクニックを覚えれば覚えるほど言えない言葉が増えるということを経験しました。やはり騙しのテクニックを一生続けるというのもやはり難しいと思います。

最も良いのはこれらを利用しながらも、吃音を根本的に改善していくというのが良い方法かと思います。

吃音改善を思い立ったらこちらをご参考に。
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